家庭教師を選ぶときに大切なことがいくつかあります。まず、考えなければならないのは家庭教師と生徒の相性です。お互いに人間同士なので、相性が合わないこともあります。そんな時は、他の先生と交代してもらうことが必要です。
もちろん、2回か3回の授業では相性のことは分かりません。何回かその先生の授業を受けてみる必要があります。最初は合わないと思った人でも、授業を受けているうちに相性の良さに気付くことがあります。相性のことは先生を派遣する会社も十分に理解しており、その生徒に合った家庭教師を担当させますが、授業を受けてみるまで分からない面もあります。
次に大切なことは、生徒の能力を引き出せるかということです。先生が一方的に教えていては、学力は伸びません。分からないところをある程度教えて、その後は生徒に任せてみると言うことも必要です。教え込まずに生徒の能力を最大限に尊重しながら、勉強を進めていく先生が好ましいです。
三番目に大切なことは、分かりやすく説明する能力です。この能力がないと、生徒にいくら教えても生徒の成績は上がりません。難しいことでも、自分の言葉で明快に伝えられる先生が好ましいと言えます。どの難しい勉強でも、分かりやすい言葉を使って説明することは可能です。
勉強をする環境も大切で、家庭教師の先生がせっかく家に来ても、部屋の中が散らかっていたら、子供の集中力は途切れてしまいます。先生と子供が気持ちよく勉強できる環境を親は作るようにしましょう。