家庭教師の質は一般に悪くありません。まず採用試験を受けて、その後面接で人間性を調べて採用が決まるので、実際の授業を受けて失望する人が家庭教師になることはありません。しかし、家庭教師によって教える能力や人柄は異なっています。レベルの高い家庭教師はアルバイトではなくて、専業でこの仕事を続けている人です。

できれば、経験が10年以上の人が好ましいです。専業でこの仕事をしていれば、経験は豊富であり、教える技術も高いでしょう。教師の仕事で大切なことは、生徒の能力を引き出すことですが、長い間この仕事をしていれば、そういった大切な能力は自然と身に付いてきます。レベルの高い教師のもう一つの条件は、一人でいろいろな科目を教えられることです。

特に数学と英語を教えられることが好ましいです。この2つが生徒にとっては一番苦手になりやすい教科であり、試験や入試の時も苦労します。英語と数学を一人で教えられたら、他の先生を頼む必要が少なくなるので、月謝が安くなる可能性もあります。大学生などがアルバイトで家庭教師をすることもあります。

アルバイトの教師も採用試験を受けているので、学力的な問題はなくて、レベルの高い教師もいます。またお兄さんやお姉さんのような親しみやすさもあります。大学生は受験を経験してから時間がたっていないので、入試を受ける効果的なテクニックを持っており、それを生徒に伝えることもできます。専業の人に比べたら、教える技術は劣っていますが、月謝が安いと言う経済的なメリットがあります。