不登校にこそ家庭教師

不登校というのも、一時期は社会問題として騒がれていましたが、ニュースとしての新鮮味がなくなったからか、あまり語られることがなくなりました。けれども、別に不登校の生徒が減ったかというとそうでもなくて、大抵のクラスでは常時何人かの不登校の生徒を抱えているというのが現状です。不登校にこそ、家庭教師が有効です。「勉強が嫌」という理由の不登校は別として、それ以外の場合、生徒さんは大抵、同級のクラスのみんなと同じように勉強ができていないという不安感をもっています。

ですから、学校と同じような継続しにくさを除いてあげれば、驚くほど真剣に勉強に取り組む場合が多いです。そのときに、学校で学ぶすべての学習をフォローしようと勢いこまないことです。必要最小限の学習、後の学習に必要な基礎的な学習を中心に、ひとつひとつできるようにしていく堅実な学習をしていくことが大切で、そういうフレキシブルな学習に慣れているのも経験豊かな家庭教師の特徴です。学校にきちんと行けているからといって、常にすべての時間をきちんと集中して学習し、全ての学習項目を理解できているわけではありません。

案外、学校で授業を聞き流したり、答えを写したりということが習慣付き、かえって正しい勉強ができなくなっている子も多くいます。週1,2回の家庭教師で普通の成績をとることは十分可能ですから、けっして焦ることなく定期的で堅実な勉強を続けて行くことが大切です。

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